
フリード新型は待つべきかどうか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。2024年のフルモデルチェンジ以降、発売日や納期、価格、見積り、さらには実際いくらで買ったのかといった情報が注目を集めています。
本記事では、納期は何か月待ちか、納期が早まる可能性、値引きや値崩れの動向、燃費、内装や色、オプションやアクセサリーのおすすめなどをもとに、購入判断の理由を整理。
EVの可能性や新古車の選択肢、そして「ダサい」「がっかり」という評価まで含めて、今後いくらになるかを含めた判断材料をわかりやすく解説します。
記事のポイントまとめ!
項目 | 内容 |
---|---|
待つべき理由 | 最新性能・デザイン・燃費・安全性。将来のリセールバリューも期待 |
待たなくてもよい理由 | 納期の長さ、価格上昇、初期ロットを避けたい人には現行や中古も選択肢 |
発売日 | 2024年6月20日 |
納期(2025年3月時点) | グレードにより3〜7ヶ月(人気のクロスター4WDは長め) |
購入価格目安 | 約270〜340万円(オプション込み) |
値引き相場 | 本体5〜10万円、オプション含め最大20万円前後 |
主な進化ポイント | デザイン刷新、燃費向上、安全装備充実、室内空間改善 |
評価・満足度 | 高評価多数。走り・使い勝手・静粛性に好評、ただしデザインは好みが分かれる部分も |
燃費(e:HEV) | WLTCモード:FFで約24〜25km/L、4WDで約22km/L |
ボディカラー | 最大9色+クロスター専用色あり(2トーン可) |
内装デザイン | シンプルで実用性重視、ウッド調アクセント・収納充実 |
EVの可能性 | 現時点でEVなし。将来EVモデル登場の噂あり(2026年以降か) |
新古車 | 出始めている(即納可、価格は新車より10〜20万円引き) |
フリード新型は待つべき?判断に迷う方へ

ホンダ・フリードの新型モデルは2024年6月にフルモデルチェンジされ、発売されました。これにより、内装や外装のデザイン、EV化の可能性、アクセサリーやオプションの充実度に注目が集まっています。
ただ、デザイン面で「ダサい」「がっかり」といった声が一部で上がっているのも事実です。また、内装の質感や色の選択肢も気になるポイントです。このような中で、フリード新型を待つべきかどうかを判断するには、まず新型の特徴を理解する必要があります。
ここでは、「待つべき理由」や「発売日」「フルモデルチェンジの変化点」などの基本的な情報に加え、「EVの可能性」や「内外装の評価」「オプションやアクセサリーのおすすめ」など、購入を検討する上で知っておきたい内容を詳しく整理していきます。
ホンダのフリード新型とは?
ホンダのフリード新型は、前述のように2024年6月にフルモデルチェンジされたコンパクトミニバンです。
先代モデルの使いやすさはそのままに、内外装デザインの刷新やハイブリッド性能の進化、安全装備の充実など、多くの面で現代のニーズに合わせた改良が施されています。
特にファミリー層からの支持が高く、日常の移動からレジャーまで幅広く活躍できる一台として注目されています。
フリード新型を待つべき理由を整理
結論から言うと、2024年にフルモデルチェンジされた新型フリードは、多くの人にとって「待つ価値があるモデル」と言えるでしょう。その理由は大きく分けて4つあります。
新しいプラットフォームによる進化
新型フリードは、ホンダの新しい設計思想に基づいたプラットフォームを採用しており、走行性能や乗り心地、安全性が向上しています。特にe:HEV(ハイブリッド)システムが刷新され、静かで滑らかな走行が可能になっています。
安全機能の充実
ホンダセンシングの最新版が標準装備となり、衝突軽減ブレーキや誤発進抑制、車線維持支援システムなどの先進安全機能がさらに強化されました。
使い勝手の向上
3列目シートの格納方法が進化し、室内空間をより有効に使えるようになっています。これにより、日常使いはもちろん、家族旅行や買い物など多様なシーンで利便性を感じられます。
新グレード・デザインの魅力
SUV風の「クロスター」や、新設計の「エア」などグレード展開も魅力的です。デザインはより角ばったスクエア形状に変更され、シンプルながら存在感のある外観が特徴です。
このように、新型フリードは多くの面で進化しており、特にファミリー層や日常の使い勝手を重視する方にはおすすめできる選択肢です。
発売日はいつ?正式発表と販売スケジュール
フリードの新型モデルは、正式に2024年6月13日に発表され、6月20日から全国のホンダディーラーで発売が開始されました。すでに注文受付は開始されており、試乗車や展示車も一部店舗で展開されています。
発売から時間が経っているとはいえ、今なお新型モデルの人気は高く、特に「クロスター」などの人気グレードは注文が集中している状況です。販売スケジュールとしては、2025年3月現在でもグレードによっては数か月待ちの状況が続いており、早めの検討が求められます。
今後、ホンダがEV版のフリードを発表する可能性もありますが、現段階ではe:HEV(ハイブリッド)仕様が主力です。したがって、今のフリードは“新型のハイブリッド車を手に入れる絶好のタイミング”と言えるでしょう。
フルモデルチェンジの進化ポイントとは
2024年に行われたフルモデルチェンジでは、旧型(2016年発売)から大幅な改良が加えられ、見た目だけでなく中身も大きく進化しました。以下が主な進化ポイントです。
外観と内装の刷新
全体的にスクエアで水平基調のデザインに変わり、ステップワゴンに近い雰囲気が取り入れられました。内装もシンプルながら上質な印象に変わり、質感が向上しています。
パワートレインの改良
ハイブリッドシステム「e:HEV」が進化し、燃費性能はFFで約24〜25km/L、4WDで約22km/Lを実現。日常走行での静粛性と加速感が向上しました。
安全装備の強化
最新のホンダセンシングが全車標準搭載され、交差点対応の自動ブレーキや誤発進抑制機能などが追加されています。これにより安全性がさらに高まりました。
室内の使い勝手がアップ
3列目シートの格納方式が見直され、荷室の使いやすさが向上。ファミリーカーとしての利便性がさらに高くなっています。
このように、新型フリードは見た目だけでなく性能・快適性・安全性のすべてにおいてバランスよく進化しており、旧型からの乗り換えにも適しています。
フリードEVの可能性と今後の展開
現在のところ、フリードの新型モデルにはEV(電気自動車)の設定はありません。すべてe:HEVと呼ばれるハイブリッドシステムが搭載されたモデルとなっています。したがって、EV仕様を求めている方にとっては少し物足りないかもしれません。
それでもホンダは、今後数年間で主要ラインナップの電動化を進めていく方針を明らかにしており、将来的にはフリードにもEVモデルが追加される可能性があります。これには、ホンダが推進している「2030年までにEV・FCV比率を大幅に高める」という戦略が背景にあります。
ただし、フリードEVが実際に発売される時期については明確な情報は出ておらず、早くても2026年以降になると予想されています。そのため、現時点でEVモデルのフリードを待つのは現実的ではなく、必要であれば現行のハイブリッド車を検討するのが現実的です。
デザインはダサい?内装・色の評価まとめ
フリード新型のデザインについては、好みが分かれるのが実情です。全体的にはスクエアで直線的なフォルムに刷新され、シンプルで上品な印象に仕上がっていますが、一部では「地味」「個性が弱い」と感じる人もいます。
外装デザインの特徴
- ボクシーで視認性が高く、実用性を重視したスタイル
- クロスターには専用バンパーやルーフレールが装備され、SUV風に仕上げられている
内装の仕上がり
- 水平基調のインパネ設計で、開放感がある
- ウッド調パネルや布シートでナチュラルな印象
- 収納スペースが多く、日常使いに便利
ボディカラーのバリエーション
- フィヨルドミスト・パールやタフカーキ・パールなど、自然をイメージした新色が追加
- クロスター専用の2トーンカラーも選択可能
このように、機能性や使いやすさを重視したデザインとなっており、華やかさよりも実用性を求める人には好評です。ただし、見た目にこだわる方は、グレードや色選びで工夫することが大切です。
アクセサリー・オプションおすすめ一覧
フリード新型には、多彩なメーカーオプションとディーラーアクセサリーが用意されています。使い勝手を向上させたり、自分好みにカスタマイズしたい場合にはこれらを活用するのがおすすめです。
人気のメーカーオプション
- ナビ装着用スペシャルパッケージ(9インチナビ対応)
- パワースライドドア(助手席側)
- 本革巻きステアリング&シフトノブ
- Honda CONNECT対応通信機能パッケージ
おすすめのディーラーアクセサリー
- ラゲッジトレイ(アウトドアや買い物時に便利)
- 防水フロアマット(ファミリーに人気)
- ドライブレコーダー(ホンダ純正連動型)
- LEDルームランプ(夜間の視認性アップ)
- 車中泊マット・シェード(旅行やキャンプ向け)
このように、使用目的に応じてオプションを組み合わせることで、フリードの利便性や快適性をさらに高めることができます。価格はグレードや組み合わせによって変動しますので、見積もり時にしっかり確認しておくと安心です。
フリード新型を待つべきか迷ったら価格と納期を確認

新型フリードを検討している方の中には、「今買うべきか、少し待つべきか」と迷っている方も多いでしょう。その判断材料として重要になるのが、価格や見積り、購入時の費用感、納期や納車スケジュールです。
新型の価格帯は約270万円〜340万円とされており、オプションの有無によって変動します。実際にいくらで買ったのかという事例や、今後いくらになるのかといった価格の変化、値崩れの可能性についても知っておきたいところです。また、納期に関してはグレードによって3〜7か月待ちと差があるため、「何か月待ちになるか」「納期は早まる可能性があるか」も注目すべき点です。
そのほかにも、現在の値引き相場や実際の燃費、新古車の活用なども含めて、実際の購入にかかるコストと時間のイメージを掴んでおくことが大切です。ここでは、そうした価格と納期に関する情報を具体的に解説していきます。
フリード新型の価格と見積りの目安
フリード新型の価格は、選ぶグレードや装備内容によって大きく変わります。ベースグレードである「Air G(FF)」の車両本体価格は約250万円台からとなっており、上位グレードの「クロスター e:HEV(4WD)」では300万円を超えるケースも珍しくありません。
価格帯の目安(車両本体・税込)
グレード | 駆動方式 | 価格帯(概算) |
---|---|---|
フリード Air G | FF | 約2,508,600円〜 |
フリード クロスター e:HEV | 4WD | 約3,128,600円〜 |
この本体価格に加え、ナビやドライブレコーダー、ETC、延長保証などのオプションを加えると、最終的な乗り出し価格は約270万円〜340万円前後となるのが一般的です。見積り時には、オプションや諸費用を含めた「総額」で判断することが重要です。
いくらで買った?購入価格の実例紹介
実際にフリード新型を購入した人の事例を見てみると、装備やグレードの選び方によって費用に差があることがわかります。以下は代表的な購入例です。
購入者の事例と総額
- Air G(FF)+ナビ+ETC+マット等:約275万円
- クロスター(FF)+サンルーフ+2トーンカラー+純正ナビ:約318万円
- クロスター(4WD)+フル装備+コーティング等:約340万円超
このように、見た目や装備にこだわるほど価格は上がります。ただし、グレードやオプションを最低限に抑えれば300万円未満での購入も可能です。予算と使用目的に合わせた選択が大切です。
今後いくらになる?価格変動と値崩れの予想
今後の価格について考える場合、新型フリードはまだ販売から日が浅いため、値引きは限定的で価格が下がる傾向は見られません。ただし、販売開始から1年を過ぎると、市場に出回る台数が増え、値引きの幅が広がる可能性もあります。
値崩れ・価格変動に関する見通し
- 現在:フルモデルチェンジ直後でリセールバリューは高め
- 今後:年数経過に伴い、リセール価値は徐々に低下する見込み
- 特に、非人気カラーや2WDモデルは値落ちが早くなる傾向
また、中古市場においても新型フリードは高値で取引されています。そのため、短期的に大きく値崩れする心配は少ないと言えますが、長く乗る前提であれば、購入時期やグレード選びには慎重になるべきです。
納期は何か月待ち?納期早まる可能性も解説
2025年3月時点でのフリード新型の納期は、グレードや駆動方式によって差があります。特に人気の「クロスター」や4WD仕様は注文が集中しており、納期が長引く傾向にあります。
現在の納期目安(2025年春)
グレード | 駆動方式 | 納期目安 |
---|---|---|
フリード Air G | FF | 約3〜4か月 |
フリード クロスター | FF | 約4〜5か月 |
フリード クロスター | 4WD | 約6〜7か月 |
このように、最大で半年以上待つケースもあります。ただし、地域や販売店によっては在庫車やキャンセル車が発生することがあり、その場合は納期が早まる可能性もあります。
納期短縮のためにできること
- 人気色や人気オプションを避ける
- 納車の早い販売店を探す
- 展示車や即納在庫があるかを確認する
いずれにしても、購入を急ぐ場合は、事前に販売店と相談して、最短納車可能な仕様を選ぶことが重要です。
値引き相場とお得に買うためのコツ
フリード新型はモデルチェンジ直後のため、大きな値引きは期待しにくい状況です。ただし、購入方法やタイミングを工夫すれば、ある程度のお得感を得ることは可能です。
値引き相場の目安(2025年時点)
- 車両本体からの値引き:5〜10万円前後
- オプション含めた総値引き:最大で15〜20万円程度
このように、まだ大幅な値下げは難しいものの、ディーラーオプションの追加や下取りの条件次第では交渉の余地があります。
値引きのコツ
- 複数のディーラーで見積もりを取る
- 決算期(3月・9月)やキャンペーン時期を狙う
- 下取り車の査定額を事前に比較しておく
また、アクセサリーやサービス(コーティングやメンテナンスパック)の無料提供を交渉するのも一つの手です。
実燃費とカタログ燃費を比較して検討
燃費性能は、車の維持費に直結する重要なポイントです。フリード新型はハイブリッド(e:HEV)仕様が中心で、カタログ上では優れた燃費が示されています。
カタログ燃費(WLTCモード)
駆動方式 | 燃費(km/L) |
---|---|
FF | 約24〜25.4km/L |
4WD | 約21.6〜22.5km/L |
一方で、実際に使用した際の燃費は環境や走行条件によって異なります。
ユーザーの実燃費例
- 街乗り中心(短距離メイン):約18〜20km/L
- 高速道路中心:22〜24km/L
このように、カタログ燃費と比べて1〜3km/L程度の差が出るケースが多いです。ただ、静かで滑らかな走りに加え、ガソリン車と比べれば燃費性能はかなり高いと言えます。
新古車・在庫車という選択肢も視野に
新型フリードの納期が長くなる中で、早めに車を手に入れたい方は「新古車(登録済未使用車)」や「在庫車」を検討するのも一つの方法です。
新古車・在庫車の特徴
- 登録はされているが、実際には未使用
- ディーラーが展示用・試乗用に用意した車両
- 新車より価格が安く、納期が短い
実際、2025年現在では新型フリードの新古車が市場に出回り始めており、場合によっては新車価格より10〜20万円程度安く手に入るケースもあります。
ただし、在庫車はグレードやオプション、ボディカラーが限られるため、細かい希望がある場合には合わないこともあります。納期や予算を優先する場合には、非常に現実的な選択肢です。
フリード新型は待つべきか?まとめ

ホンダのフリード新型を「待つべきかどうか」で悩む方は多いと思います。その判断材料となる理由は、いくつかのポイントに集約できます。
まず、発売日は2024年6月20日で、すでにフルモデルチェンジ後のモデルが販売中です。発売直後から注目されており、納期はグレードによって異なるものの、平均で3〜7か月待ちの状況が続いています。販売店によっては納期が早まるケースもあるため、最新の見積りを取ることが重要です。
価格については、エントリーモデルが約250万円台からで、オプションを加えた実際の購入価格はおおよそ270万〜340万円程度となります。「いくらで買ったのか」や「いくらになるか」といった実例を見ても、装備内容や選んだカラーで差が出やすい傾向があります。
フルモデルチェンジで変わった点としては、新しい内装デザイン、改良された燃費性能(WLTCモードで最大25km/L前後)、ホンダセンシングの進化などが挙げられます。デザインに関しては一部で「ダサい」「がっかり」という声もありますが、機能性や安全性を重視する方からの評価は高めです。
オプションやアクセサリーも充実しており、防水マットやナビ連動ドラレコなどのおすすめ装備は、日常の使い勝手を向上させます。また、新古車という形で登録済未使用車も出始めており、購入時期を調整すれば即納や値引きの恩恵を受けられる可能性もあります。
EVモデルについては現時点で設定されておらず、将来的な展開が期待されている段階です。今すぐEVが必要な方には適していませんが、ハイブリッド車としての完成度は非常に高いと言えます。
このように、フリード新型は価格・装備・納期などの点をしっかり把握したうえで、自分にとって最適なタイミングと仕様を見極めることが大切です。
実用性重視で最新モデルを求めるなら、待つ価値は十分にあるでしょう!